霜月の雪がやんちゃに舞い踊る中
会津若松市の田事（たごと）へ

田季野（たきの）と並んで
昔ながらのわっぱ飯が有名なお店
至福の時でございました



あー早くクイッとあったまりたい！
利き酒セットをお願い

嗚呼、新鶴シャルドネも
シャブリもお料理に合うだろうなー
でもフルはダメージ大きそう......
断念



酒の肴として
これ以上望むべくもない品々
ちびちび呑みながらつまみます
つまみながらちびちび呑みます



右下の色づきうずらの卵は
身しらず柿に見立ててある
紅葉は紅生姜



予約時に馬刺しか刺身かを選ぶ
もっちろん馬刺し！！！

「クセはないんだけれどクセになる」
これ、私の馬刺し論

オヤジーヌは物心ついた時から
おとうちゃんのお股に挟まって
晩酌のおこぼれを頂いてましたから
ちぃっーとばかしうるさいよ




とうもろこしのお豆腐



ニシンの山椒漬け



棒たらの煮物



焼きたての鮎の塩焼き〜♬

以前は南会津の伊南川で釣れた鮎を
提供されていたようですが
震災後はできなくなりました

頭から丸ごと美味しく食べる方法
宿の方に教えていただきましたので
以下記しておきます

①塩が固まった背びれ腹びれを取り除き
②骨と身を軽ーく箸で押さえ
③寝ている鮎を立てて
④背中の身に少し穴を開け
⑤④に右下の透明な鮎酢を流し込む
⑥すかさず一気にガブッと




黒くて丸いのは椎茸にあらず
饅頭の天ぷらです

よそから来た人が
椎茸だと思ってかぶりついて
びっくりされるそう(^_-)




熱々のじゃがいもに
バターと田楽味噌をかけたもの

どれもこれも夏は短く冬は雪深く
海はないけれど清流豊かな会津にて
受け継がれてきた食文化です




で、突然のステーキ（笑）
ここまで郷土料理づくしだったから
ちょっとびっくりしたわ
でも柔らかくて肉汁じゅわわーん
大満足でした



会津の新米コシヒカリ
完璧です
言葉もありません



葡萄も梨も甘くみずみずしい



浴衣と中綿入りの赤い半纏が
築100年囲炉裏端での夕食を
一層盛り上げてくれました



えっ、わっぱ飯が無いですって？
つづく